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補聴器外来での聴力検査

01

純音聴力検査

<目的>

この検査の目的はどれくらいまでの小さな音が聞き取ることができるかを調べることです。また、気導聴力検査と骨導聴力検査という二種類の検査を行うことにより、難聴の原因となっている箇所を特定します。

<方法>
01気導聴力検査

音の伝わる経路(外耳・中耳・内耳)に障害がないかを調べるために、左右の耳にヘッドホンをあて音を聞きます。検査は片方の耳ずつ行い、少しでも電子音が聞こえてきたらボタンを押し、聞こえなくなったらボタンを離します。

02骨導聴力検査

内耳(蝸牛)に障害がないかを調べるために、耳の後ろ側にある骨に骨導受話器をあて音を聞きます。こちらも片方の耳ずつ行い、少しでも電子音が聞こえてきたらボタンを押し、聞こえなくなったらボタンを離します。

02

語音聴力検査

<目的>

この検査では音がどの程度正確に聞き取れるかを調べます。この検査により加齢性難聴にみられる「音は聞こえるが、話している内容が聞き取れない」といった症状の程度がわかります。

<方法>

検査は両耳にヘッドホンをあて、ヘッドホンから発される「ア」や「オ」などの一文字の音を聞き、聞こえた語を解答用紙に記録します。