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手足口病はその名の通り、手や足、口などに発疹ができる急性ウイルス感染症です。7月をピークに流行する夏風邪の一種です。生後6ヶ月~5歳くらいの子供がかかることが多く、その中でも1~3歳の子供に多く見られる病気です。
手足口病には特効薬はありません。発疹の痛みやかゆみが強い場合には、その症状を抑える薬を処方します。また、脱水症状にならないようにしっかりと水分補給をしましょう。
口の中の痛みがひどく、お子さんが食事を嫌がる場合は、食事は刺激が少なくかまずに飲み込めるプリン、ゼリー、ヨーグルト、ポタージュスープ、冷たいお味噌汁などにしましょう。また、薄いお茶、イオン飲料、スポーツ飲料などで十分に水分補給をしてあげましょう。
とくまる耳鼻咽喉科 院長
徳丸 裕