新しい花粉症治療薬 ゾレア|さいたま市南区の耳鼻科 とくまる耳鼻咽喉科

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ゾレアによる花粉症治療

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つらい花粉症にサヨナラ!
新しい花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)治療

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは

アレルギーの原因物質(アレルゲン)が体内に入ることで、体が過剰に反応して鼻水や鼻づまり、くしゃみなどが現れる症状をアレルギー性鼻炎と呼びます。花粉症はその中でも、スギやヒノキなどの花粉が飛散する時期だけ症状が現れるのが特徴です。
ゾレア®は花粉によって引き起こされる体の過剰な反応を抑える効果が期待できます。

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ゾレアとは

ゾレアは、アレルギー反応を引き起こす細胞がアレルゲンと結びつく働きを弱める効果があります。これにより、アレルゲンに対する体の過剰な反応、つらい鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状の改善が見込める治療薬です。
日本では2019年に保険適用が認められ、保険診療の対象となりました。

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ゾレアによる治療

ゾレアの治療によって以下の効果が期待できます。

  • 鼻水や鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー性鼻炎の解消
  • 気管支喘息
  • 特発性の慢性蕁麻疹

ゾレアの治療を受ける前にご確認頂きたい事

ゾレアの治療を行うためには、下記の条件を満たしていることが必要です。

  • 季節性アレルギー性鼻炎の薬を使ったことがある
  • 薬を使ったが、効果が弱く不十分で重症・最重症の状態であった
  • 血液中の総IgE値が30~1500 IU/ml
  • スギ花粉に対してアレルギー反応がある
  • 12歳以上である
  • 体重が20~150㎏である

一つでもチェックが入らなかった場合は治療を行うことはできません。血中のIgE値や、スギ花粉へのアレルギー反応があるかは、当院で検査を行うことができますので、事前にご相談ください。
※合併症や既往症歴のある場合や、ラテックス過敏症の場合には治療を実施できない場合があります。

治療中にご注意いただきたいこと

ゾレアはすでに起きている症状を軽減する薬剤ではなく、体の反応を抑える働きを持っています。そのため治療中に処方された薬を服用しなかったり、減量したりすると寄生虫感染などのリスクを高めることがあります。処方された薬は必ず服用を続けてください。
ゾレアの投与後には、注射したところが赤くなったり、腫れたり、かゆくなったりすることがあります。他にも気管支のけいれんや全身の痒み、血圧の低下、蕁麻疹などの副作用が出る場合もありますので、注射を受けた後にはしばらく安静にして様子を見てください。

治療計画と費用について

ゾレアの治療は、スギ花粉の飛散時期(2月~5月)に行うことができますが、2週間または4週間ごとに受診して、注射を継続する必要があります。先にスケジュールを決めておく等、継続して受診をできるようにしておくことが大切です。
また、保険適用のお薬で3割負担(※保険の種類により異なります)ではありますが、新しいお薬のため、他の花粉症治療よりも高額になることがあります。治療を受ける方の体重や年齢によって投与するお薬の量が変わるので、値段も人によって変わりますが、70歳未満の会社勤めの方であれば月1回投与で1回あたり約7000円~約55000円の窓口でのお支払いとなります。治療全体にかかる費用については、詳しくは当院の受付、医師にご相談ください。

院長紹介

とくまる耳鼻咽喉科 院長

徳丸 裕

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
  • 日本気管食道科学会認定医
  • 日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
  • 厚生労働省補聴器適合判定医
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