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「ポリープ」とは細胞が増殖して、粘膜の上に隆起してできた突起物のことをいいます。
声帯が振動する場所にポリープができる事を声帯ポリープと呼びます。
声の酷使や炎症が原因とされています。そのため教師、ナレーターや歌手など声を出し続ける方々の職業病とも考えられています。また喫煙や飲酒などによる刺激から発生するとも言われています。
【声帯ポリープができるまでの流れ】
声を聞くことで予想は付きますが、視診(見る事)が診断の基本です。当院では内視鏡検査で声帯を観察することで診断をします。
基本的に治療は大きな声を出さず、安静にする保存療法です。保存療法で治らない場合や大きさによっては手術より摘出する事もあります。その場合は連携の病院を紹介いたします。
とくまる耳鼻咽喉科 院長
徳丸 裕