院長・スタッフブログ 2016年06月28日
先日、上咽頭炎の治療についてブログをかきましたが、思いのほか反響があり、患者様からいろいろとお問い合わせをいただいています。
この治療法は必ずしも耳鼻咽喉科医師すべてが行っているわけではなく、この分野に興味をもちこの治療法に納得できる医師だけが行っているのが実情です。ですから、クリニックによっては、そういった治療は行っていませんと言われてしまうかもしれません。
またこの治療法は即効性のあるものではありません。最低でも週に1回は通院し、上咽頭の処置を受ける必要があります。処置を続けるうちに上咽頭の炎症が軽減し、症状が軽くなってくるのです。お薬を飲んだりする必要はありませんが、地道な通院が必要です。
上咽頭炎についてのわかりやすい本を紹介します。この分野の第一人者である内科医の堀田修先生がお書きになった「病気が治る鼻うがい健康法」(発行:株式会社KADOKAWA)です。私も以前、読ませていただきましたが、とてもわかりやすく書かれており、患者さまにもお勧めできる本です。
また私の大学の先輩である大野芳裕先生のクリニックでは、上咽頭炎の治療を積極的に行っています。私もクリニックを見学させていただき、勉強させていただきました。クリニックのホームページにも記事がありますので、ご覧ください。